2027 AUTUMN & WINTER textile trend

TEXTOR

根ざした未来

テクノロジーが進化し続ける今、人々は新しさだけでなく、真実性や意味、そして人とのつながりをより強く求めています。過去と未来、伝統と革新、機能性と感性のあいだに新たなバランスを見出し、これからの時代にふさわしい価値を探る2027・28年秋冬の方向性です。
いま求められているのは、より多くを手に入れることではなく、テクノロジーと人間性、スピードと熟考、革新と継続性の調和です。4つのテーマはそれぞれ異なる視点から、真実性、明快さ、回復力、文化の継承といった価値を映し出し、複雑な時代の中でより意味あるバランスを提案します。

1.RAW AUTHENTICITY 本物の価値

デジタル化が進む時代だからこそ、触感や質感を伴う本物の価値があらためて求められています。RAW AUTHENTICITYでは、ウールのやわらかさや不完全さの美しさ、自然に着想を得たアースカラー、職人の技が生む風合いを通して、心地よさと安らぎ、本質とつながる豊かさを提案します。

2.90’S MINIMALISM 雑音の中の明快さ

情報や刺激にあふれる時代だからこそ、明快さと静かな美しさが新たな価値を持ちます。90’S MINIMALISMは、無駄を削ぎ落としたフォルム、目的のあるディテール、洗練されたグレーの濃淡によって、知性と落ち着きを表現し、シンプルであることの強さが心地よい秩序をもたらします。

3.ONCE UPON A TIME IN THE WEST 不屈の精神

不確実な時代において、ウエスタンは不屈の精神や自立、しなやかな適応力を象徴する存在として再解釈されます。ONCE UPON A TIME IN THE WESTでは、砂漠や草原を思わせる自然な色調、耐久性を感じさせるデニム素材、機能美のあるディテールを通して、自由と力強さ、地に足のついた豊かさを表現します。

4.NEO HERITAGE 進化する伝統

伝統は過去のものではなく、今の感性で更新され続ける価値です。NEO HERITAGEは、ツイードやタータンチェック、テーラードといったクラシックな要素に現代的な機能性と洗練を掛け合わせ、親しみやすさと新しさを両立しながら、受け継がれてきた知性と職人技を未来へつなぐテーマです。

TEXTOR Jersey

「TEXTOR jersey」は「TEXTOR」ブランドにおいて原料にこだわったハイクオリティなジャージーコレクションです。

今回の27-28AW展での新作は「ウール×○○」が中心です。ウール×モヘア素材で、繊維の染着差を活かしてインディゴ調に染め上げた生地を提案します。ウール×ナイロン素材では、サイロフィル方式で紡績された糸でウールの風合いを損なわず、ウール100%よりも強度が増し生産性が向上しました。さらに、ウール×ステンレス素材にも挑戦し、キャッチャワッシャーほどくどくないナチュラルなシワが表現できました。従来の高級原料ウール素材もラインナップしていますので、ぜひご覧いただきたいです。

taekt azzurro

内面の着心地やリラックス感、機能性の追求、ベーシックかつシンプルでありながら、洗練された素材。
“taekt azzurro”が展開するオリジナルのTOPシリーズに新色を加え、上質なフラノ、軽くて上質なコート素材、ネルシャツ、軽量ジャージ、フリースなど、様々なシーンにフィットする素材を展開。
定番商品の新たな風合い、定番糸の新たな可能性を掘り下げて、今の感覚をテキスタイルに表現して提案。